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国道365号線から案内版に従って東に曲がり、初めて来る人だったら「ちょっと道を間違えたかなぁ?」と不安になってきますが、とにかくそのまま進んで、杉林のゆるやかな山道を登りきると、日本昭和音楽村に到着です。
日本昭和音楽村は水嶺湖のほとりにある、上石津を代表する観光スポットになっています。
音楽村には「憧れのハワイ航路」などのヒット曲を作曲した江口夜詩の記念館や、フォーク・ニューミュージックにスポットをあてたFN音楽館、イタリアンレストラン、コテージなどの施設があり、ここに訪れる人たちを四季折々に楽しませてくれます。
滋賀県とつながる上石津で、最も奥にある時山地区。
この時山は、上石津町の西南端の滋賀県との県境にある集落で、上石津を南北に横断する牧田川の源流に位置し、空気と水がとにかく綺麗で、人も自然も素朴な感じがします。
時山文化伝承館には、時山地区独自の文化・伝統を伝承、紹介しています。館内では、囲炉裏に火が灯り、もちろんこの火は時山特産の炭が使われています。
お茶を一服いただき、一針一針心を込めて針をさす、刺し子を見ながら、地元のおばあちゃんたちの昔話でも聴いたら、心やすらぐのでは?
唯願寺境内の裏手には、樹齢数百年を経た、県の天然記念物にも指定されているカヤの木があります。
このカヤは「シブナシカヤ」と呼ばれ、ここのカヤの実には、渋皮が実のほうにつかないで殻のほうへ付くといった特徴があります。
また、このシブナシカヤには次のような伝説があり有名です。
昔、唯願寺の明慶という法師が修行に出た時、瀬田の唐橋で助けた女を連れて帰り妻にしました。やがて女は身ごもり産室に入りましたが、法師がその産室をのぞいてみると、大蛇がどくろを巻いて子供を産んでいました。
恥ずかしい姿を見られた女(大蛇)は、裏に植えておいたカヤの実の汁で子供を育ててくださいと言い残し、庭にある井戸に身を投げ姿を消してしまったといわれています。今でもこのカヤの実を食べると母乳が良く出るといわれ、この伝説にあやかって多くのお母さんたちがカヤの実をお守りに、と訪ねてきます。
また、井戸は琵琶湖瀬田の唐橋に通じているといわれています。この伝説は地元の子供たちにも受け継がれ、紙芝居にもなっています。
この昔話をもとに“わらべのばっぽ”というカヤの実を入れたあられが開発され、1袋300円で販売されています。
“わらべのばっぽ”とは子供たちのおやつであるかき餅という意味です。
ご注文先:上石津町老人福祉センター
住所/上石津町牧田4780電話/0584-46-3301まで
一之瀬川東の奥まった山の中腹に、天喜5年(1057年)比叡山の僧玄良が開いたという禅寺があります。
ひときわ高く古びた山門、どっしりした落ち着いた本堂と静かな庭園など禅寺特有の風格を備え、堂内には定厳和尚の坐像や円空仏などの文化遺産も多くあります。
上石津町の歴史・文化・自然に関する収蔵品や資料を多数展示してあります。
桑原家は、今も残る長屋門や母屋に江戸時代の在郷武士の生活を色濃く残しています。(国重要文化財)
町を南北に流れる清流牧田川、途中一之瀬と多良の間に美しい渓谷があり、多良峡と呼ばれています。これからは山全体が紅葉に包まれ 幻想的な風景となります。
ぜひ一度燃えるような紅葉の時期におでかけください。
森と湖自然公園「水嶺湖」は心やすらぐ憩いの場です。美しい湖面と澄み切った空が見えるコテージで、都会の喧騒を忘れてみてはいかがですか?
5月、新緑に囲まれた緑の村公園の芝生広場。とってもいい気持ち!
緑の村公園は国道365号線に面し、バンガロー村、テニスコート、アスレチック、グランドゴルフ、シルクの里工房、宿泊施設、レストランなど、様々な施設が集まっています。
天気の良い日には、お弁当を持って、家族そろってでかけましょう。
シルクの里工房では、低料金でシルクの草木染めや機織の体験教室が楽しめます。綿のハンカチは600円~、シルクのスカーフが1,500円~等、とってもリーズナブルです。
ところで皆さん、「杉の葉」は何色に染まるかご存知ですか?答えはオレンジ色です。ちなみに「桧の葉」や「桜の木の皮」はピンク色に染まります。これ以外にも色々な材料がありますから、皆さんも全く想像のつかない色の仕上がりをぜひ体験してみてください。(完全予約制)
緑の村公園というだけあって、ここでは自然と触れ合いながら楽しめるスポーツ施設が満載です。
グランドゴルフにアスレチック、ナイター施設完備のテニスコート、インラインスケート場にサイクリングコース。どの施設も楽しさ満載です。
子どもには自然の斜面を利用した“なが~い滑り台”なんかが人気のようです。
[営業時間]8:30~17:15
(土・日・祝は除く)